住所 | 白老町大町2丁目1−9 |
電話 | 0144-85-2607 |
---|---|
定休日 | 金曜日・最終日曜日 |
OPEN | 10:00~18:00 |
ブログ | https://ameblo.jp/3105satoko777/ |
体験 | ¥1000/1回 + 材料費(材料は店内で購入可能です) |
白老町役場の目の前にある、手芸屋さん。
アイヌ刺繍の講座に通い始めたとき、糸を買いに行きました。
店内には、アイヌ刺繍がいっぱい!
この刺繍の作品って、誰が作ったんですか?
店主の佐藤聡子(さとこ)さんに聞いてみると…
ほとんど全部、私が作ったものよ〜。
えー!すごいですね!
アイヌ刺繍は、ずっとやっているんですか?
昔は、キルトをやってたの。
お店を開いた時は、アイヌ刺繍なんて1つもなかったんだけどね…
えっ!?
今はこんなにいっぱいなのに!?
さとこさんは、どうしてアイヌ刺繍をするようになったのか?
お話を伺いました。
自分の作品を売る手芸店を
さとこさんは、1991年にパッチワークキルトを始めました。
そして、竹浦のご自宅でパッチワーク教室を始めました。
ある時、作りためた作品を白老チェプ祭(毎年9月開催)に出品。
すると、そこにやってきたお客さんが、
こんなに品物が沢山あるなら、お店を出せばいいじゃない!
と言ってくれました。
そこで、2008年、白老町の役場の前の空き店舗で始めたのが、このお店「手作り屋KONNO」です。
アイヌ刺繍との出会い
お店を開店したときは、主にパッチワークキルトと手芸用品を扱うお店でした。
アイヌ刺繍との出会いは、2017年、みんなの心つなげる巨大パッチワークの会に参加したことでした。
しかし、アイヌ刺繍は経験がなかったため、フッチコラチ代表の岡田育子先生に講師になってもらい、KONNOの店内で6回の講座をお願いしました。
さとこさんも、アイヌ刺繍のチェーンステッチに初めて挑戦。
チェーンステッチって、面白いな…
もっとキレイにやろう!
もっと目をそろえたい…
いつの間にかさとこさんは、アイヌ刺繍だけをするようになっていました。
やり始めると、一直線!なんですね。
その後、さとこさんは担い手養成講座の第一回で初級、第二回で初級と上級の講座を受講。
どんどん技術を磨いていきました。
店内に置いてある作品は、全てさとこさんの手による作品です。
10年以上続く手芸教室
手作り屋KONNOでは、習いたい人には誰でも、刺繍を教えています。
開店時間内であれば、一回1000円で指導してくれますよ。
材料は店内で揃えられますので、自分の好みの布や糸が揃えられます。
定期的に習っているメンバーは3人ほど。
毎週月曜日の午前中に来ています。
作りたいものを一緒に考えて、店内で材料をそろえられるのは、すごくスピーディで気持ちいいわよ!
先生がその場にいるから、色のアドバイスも的確なの!
白老になくてはならない手芸店
KONNOの店内にいると、お客さんがたくさん来ることに驚かされます。
さとこさん、デザインを考えてください。
荷物につける赤い布はありませんか。
この太さの糸ないかしら。
はいはい〜。これで、どうかしら?
お客さんは、地元の方が多いです。
刺繍人口が異常に多い白老町では、なくてはならない手芸店です。
アイヌ文様の商品は、お土産にもぴったりなのですが、コロナで観光客も多くない現在。
でも、KONNOでは、お客さんのリクエストに応えることで、地域との関係を築いてきました。
刺繍教室のメンバーも10年以上通っているのです。
菅元首相がつけていたアイヌ文様刺繍マスクも、もとはお客さんの
マスクの端っこに、ちょっと刺繍をつけてくれない?
というリクエストに応えたことが始まりでした。
手芸に関することなら、アイヌ刺繍に限らず、KONNO に聞けば間違いがないのです!
[…] 手作り屋KONNOの佐藤さんも、アイヌ刺繍の技能を身につけるために、この講座を活用されました。 […]