タント•タンタ•シラオイ | 住所 | 白老町大町3-1-7 |
|---|---|
| 電話 | 0144-84-5633 |
| OPEN | 8:30～22:00 ※ランチプレートの提供は11:00～ |
| CLOSE | 月曜日・火曜日 |
| HP | haku hostel & cafe bar |
| @hakuhostel | |
| @Hakuhostel + cafe bar |
2021年の白老文化芸術共創で、hakuは展示会場の１つになっていました。
展示を観るために、白老町内をまわっていた私は、この喫茶店に入りました。
正直、白老にこんな洗練されたカフェがあるとは思っていなかったので、びっくり。
しかし、洗練された店内をよく見ると、古いものを上手に使っていることに気づきました。
しかも…。
店内に、木彫りの熊がいっぱいいる…!!
そこで、どうして木彫り熊がこんなにいるのか、オーナーの菊地さんに伺うことにしました。
目次
haku と熊と、オーナーの菊地さん
haku には、どうしてこんなに熊があるんですか？
それは、私が馬を飼育している牧場に残されていた母屋の屋根裏を覗いたときのことです…。
ビックリしました。
屋根裏が、木彫りの熊で埋め尽くされていたんです。
そこは、彫り師であった故 布澤幸（ふざわ みゆき）さんが生活していた住居でした。
かつて白老の一大産業であった木彫の熊。
当時は木彫りの熊を取り扱うお土産屋さんが軒を連ねており、
不澤さんも木彫りの熊を制作する傍ら、商店を営んでいました。
しかし時が経ち商店をたたむことになり、商品在庫や制作途中の熊などが大量に住居の屋根裏に取り残されたのです。
この白い熊も、布澤さんの作品ですよ。
こんなにカワイイのに…!!
誰にも見られず、ひっそりと眠っていたんだ…。
かつて、白老で1000人以上の人々の生活を支えた熊たち。
今は眠った熊たちに、もう一度光を当てたい。
この熊たちの発見が、白老の木彫り熊とその考察展のアイデアとして結実することになります。
haku で熊を探そう！
白老町に眠っていた木彫りの熊はhakuの色々な場所で見られます。
haku に来たら、ぜひ木彫りの熊さんたちを、探してみてくださいね。
熊の雑貨がいろいろ…
haku には熊関連の本やお土産も色々と置いています。
「白老の木彫り熊とその考察展」カタログも置いています。
イタヤカエデの樹液入り！森のコーラ
リピーターが多い haku のクラフトコーラは、一般的なコーラとは全く違います。
10種類以上のスパイスが効いてさっぱりした味に、とろりとした白老産のイタヤカエデの樹液シロップ…!!
これは、クセになる美味しさですね！
コーラシロップの原液の瓶は、お土産としてお持ち帰りいただけます。
炭酸で割ると、店頭でお出ししているスパイス香るクラフトコーラになりますよ。
イタヤカエデ（アイヌ語でトペニ）の樹液はメープルシロップと同じ、カエデの樹液です。
アイヌ民族は冬に木に傷をつけ、そこから出て来る樹液を凍らせてアイスキャンディを作ったそうです。
甘いツララ、美味しそうですよね！
薪ストーブ
haku は化石燃料への依存を最小限に減らすため、白老の間伐材などを利用した薪ストーブを使っています。
ストーブの近くのソファー席が、私のお気に入りです（笑）
生活を豊かにする雑貨
映える！美味しい！haku のお食事
暖かい季節は、お外で食べるのがオススメです！
白老の歴史ある旅館 haku
hakuは大正末期〜昭和初期に青森県から移住してきた柏村（かしわむら）家が開業・営業を続けてきた「柏村旅館」をリノベーションして、多種多様な人々が集うhostel ＋ café barとして再生しました。
柏村旅館は10年以上前に廃業してしまいましたが、戦前は、裏庭に馬つなぎがあり、多くの旅行者で賑わっていたようです。
haku は築50年近い建物をリノベーションして営業をしています。
もともとあった構造は大きく変えず、内装や設えにも、旧柏村旅館に備え付けられていた家具類や古い国内外の家具類などを活かしています。
宿泊のご予約は、haku のホームページからどうぞ！
