ウポポイ向いの道の駅「ポロトミンタㇻ」は★子どもが遊べる★トイレがきれい★白老土産が買える★

住所白老町若草町1-1-21
TEL0144-82-2216
OPEN8:00~18:00
HP白老観光案内
Facebook@一般社団法人 白老観光協会
Instagram@ekikita_info
Twitter@白老駅北観光インフォメーションセンター

ウポポイの道路をはさんで斜め向かいにあるのが…

白老観光インフォメーションセンター「ポロトミンタㇻ」

アイナ
アイナ

白老を観光するなら、ウポポイの斜め向かい、JR白老駅の北口にあるポロトミンタㇻで情報をゲットしましょう!

白老町の美味しい特産物もありますし、白老鹿肉のユㇰ饅も食べられます!

日本語、英語、中国語、ベトナム語などに対応していますよ。
ふわふわドームで、子供も大満足!
子供の遊具も充実しています
ロッカーがあります。
トイレが広々として綺麗です。

アイヌ文様プリント

壁面には、刺繍入りの半纏などが展示されています。

展示作品は買うことができます。値段はスタッフにお問い合わせください。
アイナ
アイナ

ちなみに、壁面自体にも、実は文様がプリントされています!

これは、白老町の4つの刺繍サークル「テケカㇻペ」「フッチコラチ」「チㇱポの会」「エミナの会」文様です。

サークルの作品は、売店で売られていますよ。

白老の作家がつくる!お土産コーナー

店内の様子。
人気のネックストラップです。白老のアイヌ手工芸サークルの作品。
アイヌ刺繍風のぷっくりプリントTシャツ。デザインは、白老のアイヌ刺繍作家である山崎シマ子さん。
アイナ
アイナ

1つ1つの作品を見ると、作った方達の顔が浮かんでくるなあ…。

これらの作品を買うことは、白老の伝統工芸を応援することにもなります。

ウポポイにはない白老の工芸品もありますから、ぜひ観に来てください!

白老産の具材たっぷりユㇰ(鹿肉)饅

キッチンでは、ソフトクリーム、コーヒー、おにぎりの他、ユㇰ(鹿肉)饅が食べられます!

アイナ
アイナ

このユㇰ饅を作っているのは、2019年から地域おこし協力隊として活躍する若山姫夏(ひめか)さん。

アイヌ民族の料理の食材として親しまれてきたシカ肉のおいしさを広めようと、商品開発をしました。

道内で捕獲されたエゾシカの食肉利用は、わずか2割ほど。

アイナ
アイナ

8割の鹿は、ただゴミとして捨てられるんですね…。

私たちがその鹿肉を食べることは、「その他の命を奪わない」ことにつながりますね。

ぜひ、白老に来たら、鹿肉を食べていってくださいね。

具材には、ひめかさんが収穫した白老産のタケノコやシイタケも使われていますよ。

ソフトクリームも美味しいし、安いです!

しらおいポロトミンタㇻフェスティバル

毎年7月から9月にかけて、しらおいポロトミンタㇻフェスティバルが開催されます。

アイヌ古式舞踊の披露やオハウの無料配布のほか、アイヌ文様エコバッグ作りなど、アイヌ文化を体験できるイベントも盛り沢山です。

詳しくはこちら→白老町の公式ホームページ

ミンタㇻの歴史

アイナ
アイナ

ポロトミンタㇻは、2020年にできたとても新しい施設です。

しかし、その前身はウポポイがポロトコタンだった頃の、民芸会館(ミンタㇻ)に遡ります

1965年頃、湖畔の観光施設では様々な種類の木彫り作品などを扱う土産品店が軒を連ねるようになりました。

1974年には土産品店が共同で「白老観光商業協同組合」を結成。

翌年に民芸会館(通称ミンタㇻ)がオープンし、53もの民芸店が軒を連ねていました。

当時は、木彫りのクマが飛ぶように売れたんだ。

ハネムーンの観光地としても人気が高く、1日に新婚さんが1組入れば、その日の売り上げは十分というほど、景気のいい時代だったね。

また、ゴザやアイヌ紋様の刺繍製品も多く作られました。

伝承者の少なくなったアイヌ伝統工芸を伝えようと、製作者は作業を公開し、技術の保存にも努めました。

しかし、景気の衰退とともに、店舗の数も減少。

民芸会館は、2009年の10月31日に取り壊されることとなりました。

大須賀るえ子さんの記録

現在、アイヌ語の研究者として白老町で指導にあたっている大須賀先生。

かつての民芸会館で木彫りの熊を売る会社を経営していたお母様を手伝っていました。

大須賀先生
大須賀先生

朝の8時に店員の皆さんを車でお迎えに行き、夕方の5時半に送迎していたの。

店員は5ー6人いたけど、みなさん家庭の主婦でもありました。

観光客が買った熊を段ボールに梱包して送ったり、ヒビの入った熊の修理人さんの所に持って行ったりと、大忙しでした。

アイナ
アイナ

でも、木彫り熊の売れ行きが伸び悩み始めてしまったんですね。

大須賀先生
大須賀先生

そう。

だから、商品開発も始めたの。

トゥレㇷ゚(オオウバユリ)やコンブシト(アイヌのお餅)を料理して提供したり、エント茶を作ったりね。

でも、遅すぎたわ。

結局、店舗は閉鎖することになりましたが、ポロトコタン民芸会館の仲間達で結成した「ポロトの母さんの会」は、大須賀さんをリーダーとして、今も残っています。

母さんの会のエント茶や絵葉書、アイヌ民族衣装は、現在のポロトミンタㇻ、はまのマルシェ、白老ねっと商店でも販売しています。

この「白老ねっと商店」では、かつてのミンタㇻに軒を連ねた方々も出品されています。

(一社)白老観光協会が直接運営するねっと商店ですので、ぜひこちらでお買い物してみてくださいね。

アイナ
アイナ

ちなみに、売れ行きトップ商品は、ポロトの母さんの会のエント茶ですよ!

SLポロト号

1975年、北海道を最後に全国から姿を消した蒸気機関車(SL)たち。

そのSLを、白老町の文化財として保存展示、社会教育に役立てようとする動きが、白老ライオンズクラブ、町民の間から出ました。

そこで、旧国鉄当局と交渉し、許可が降りたため、町も予算を計上しました。

そして翌年の9月に、ポロト号と名付けられたSLが白老町にやってきたのです。

SLポロト号は、冬の間は覆われていて見ることができませんが、4月から10月の間は、ポロトミンタㇻの前で見ることができますよ。

ポロト物語

ポロト物語を読む

白老町がまとめたポロトの歴史が、こちらのページで読むことができます。

当時の白老町のポロトをめぐる詳しい内容が書かれていますので、読んでみてくださいね。

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