ウイマム文化芸術プロジェクト

運営主体ウイマム文化芸術実行委員会
住所白老町本町1-7-5 しらおい創造空間「蔵」内
電話0144-82-5363
HPhttps://uymam.localinfo.jp/
Instagramhttps://www.instagram.com/info.uymam/
Facebookhttps://www.facebook.com/uymam2018

ウイマㇺ文化芸術実行委員会が運営するウイマㇺ文化芸術プロジェクトは、札幌市や白老町で活動する芸術団体やNPO、企業、地域の商業振興会、住民ら有志によって、2018年1月に白老町で設立されました。

「ウイマㇺ」とは、アイヌ語で「交易」を意味します。

特に初期ウイマㇺ(1600年代初期)は、人と人、集落と集落、アイヌと他国・地域等、相互の目的・利益を叶えるための対等な交換儀礼であり、文字を持たぬアイヌにとって、モノだけでなく精神文化的にも重要な交流であったとされます。

このプロジェクトは文化芸術を通じた交易・交流の様々な場を人、地域、社会へ創出し、時に地域社会の課題解決への貢献に一躍を担う活動を目指しています。

2020年から2021年の間に行われた13のプロジェクトは、ウイマム文化芸術プロジェクトホームページからご覧いただけます。

本サイトでは、その一部をご紹介!

白老の木彫り熊とその考察展

かつて北海道土産の代名詞と言われた「木彫り熊」。

白老町も例外ではなく、観光客が連日のように木彫り熊を買い求める、町の一大産業でした。

この展示では、現役の彫り師、昭和20年〜50年にかけて木彫り熊やニポポ、木工民芸を彫っていた方やその親族、当時土産店を営んでいた方々を中心に、ヒアリングを積み重ね、木彫り作品とともに紹介しました。

2020年には2019年のプログラムを発展させ、続縄文文化期やオホーツク文化期の熊を象った衣装や、白老をはじめ八雲、旭川など北海道各地の木彫りグマを展示し、そのルーツや歴史、系譜をさまざまな資料で体感できる展覧会を行いました。

アースダイブ白老「アイヌ語地名から探る土地の記憶」

土地を歩いて、土地から学ぶフィールドミュージアム。

現在、白老町内の地名の多くはアイヌ語に基づいています。

地図を手に、実際に土地を歩き地形や植生等を実感することで、アイヌ語地名が息づいていた時代へのバーチャルなダイビングを試みます。

また、自生する植物のこと、虫たちのアイヌ語名などを楽しく学びながら、野山を歩きます。

フィールドを北海道、サハリン、千島列島に定めて和文の古文書を素材に研究している谷本晃久氏と、アイヌ文化アドバイザーやアイヌ語講師を務めるマレウレウのマユンキキ氏によるアースダイブ白老は、毎年行われるプログラムとなりました。

・白老に古くから伝わる伝説「カムイエカシ」

・交易にかかわる話。

・アヨロで多く流行した疱瘡による悲劇

・ポンアヨロ川にあった2つの港

・アフンルパル(あの世の出入り口)

・オソルコチ(神様の尻餅の跡)

・農業の先駆者だったアイヌ

…etc

などなど、このほかにも内容盛りだくさんな講座がありました。

大城美佐子×OKI LIVE in 白老

沖縄民謡界の至宝・大城美佐子と、アサンカラ(旭川)アイヌの血を引き、樺太アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」の奏者であるOKIのライブを開催しました。

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