白老民族芸能保存会

場所白老高砂生活館
会長長谷川 邦彦
会員数27人
OPEN第2・第4木曜日(月2回)
TIME19:00~20:00 ※状況により変更があります。
設立1970年6月(初代会長:山丸武雄、副会長:蠣崎敏秋、野村義一、浜弥一郎)
会長は長谷川邦彦さんです。

保存会は、アイヌ民族の舞踊、祭典儀式、クマの木彫り技術、民芸品制作など文化的価値を再認識し、無形文化財を本格的に育成することを目的に活動しています。

保存会は、白老のアイヌ文化を保存・伝承していきたいという想いがある人の集まりです。

その思いがあれば、アイヌ民族のルーツがなくても、誰でも加入できます。

月2回木曜日に白老町で踊りの練習を行っています。

練習風景はこの動画から観ることができますよ。

世代を超える保存会の伝承活動は、50年以上も続いています。

ウポポイで踊ります

1970年の創立当初から、保存会はウポポイの前身であるポロトコタンで長年にわたり芸能を披露してきました。

現在はポロトコタンはウポポイになり、ウポポイの古式舞踊のプログラムの基本は職員さんが行っています。

しかし月に1-2回、各地よりアイヌ文化を伝承する団体が招聘されており、白老民族芸能保存会も年に数回ウポポイで上演を行っています。

白老町内のイベント

町内では毎年、アヨロ先祖供養祭や、仙台藩白老元陣屋資料館の陣屋の日イベント白老文化祭、飛生(トビウ)の森と村祭りで踊りを披露しています。

アヨロ先祖供養祭にて
陣屋の日イベントにて
白老文化祭にて

各地へも出張して公演します!

イベントで町外にも出張して舞踊を披露しています。

また、イギリス、フィンランド、スウェーデン、台湾など国外でも多数の公演を行ってきました。

豊浦町にて
東京での「白老町のアイヌ文化&ウポポイ&観光プロモーションイベント」にて

活動の歴史

ウポポイの前身であるポロトコタンが創設された5年後(1970年)、大阪万国博覧会への出演をきっかけに、白老民族芸能保存会が結成しました。

それ以来、保存会はポロトコタン内で長年に渡り芸能を披露してきました。

1984年には、国の重要無形民俗文化財1984年には「アイヌ古式舞踊」が国の重要無形民俗文化財の指定を受け、2009年10月にはユネスコの無形文化遺産一覧表に記載されています。

保存会はイギリス、フィンランド、スウェーデン、台湾など世界中で多数の古式舞踊公演を行うなど、アイヌ伝統文化を世界に紹介するため活発な伝承活動を行ってきました。

国内でも年間10回を超える公演や小学校への出前講座を行うなど、国民へのアイヌ文化の啓蒙に多大な貢献をしています。

踊りを youtube で観る

このビデオで踊っているのが、白老民族芸能保存会の皆さんです。

実践上級講座(刺繍)

白老民族芸能保存会は、月2回の踊りの練習の他に、7月から2月まで実践上級講座を毎年開催しています。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

(2021年度)アイヌ実践上級講座(刺繍)/白老民族芸能保存会

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