住所 | 白老町東町1-1-5 |
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電話 | 0144-82-3018 |
OPEN | 11:00~17:00(月~木) 11:00~20:00(金・土) |
CLOSE | 日曜日と第1・3月曜日 |
ポロニは、JR白老駅を降りてすぐ目の前にある、駅に一番近いレストランです。
ウポポイのエントランスにあるカフェ・リムセの姉妹店でもあります。
目次
イタドリそば
メニューは、ファミレスのような感じで、なんでもあります。
私は、イタドリそばを食べました。
イタドリは、アイヌ民族が伝統的に食べていた食品です。
痛みをとる効果があり、薬草として使用していました。
緑色で、モチモチの食感の麺で、とてもおいしかったです!
駅近で快適!な空間
駅近で小上がりもあるので…
子連れで疲れたり、駅についてお腹が減ったら、こちらのPoroni に行ってリラックスしてくださいね。
木の机や仕切りは温かみがあり、子供もリラックスして過ごせる小上がりもあります。
フロンティアのアイヌ刺繍
中にはお土産コーナーがあり、刺繍小物が売っています。
作っているのは、白老の社会福祉法人ホープ「フロンティア」の所員さん達です。
このフロンティアの刺繍班がすごいらしいというウワサを聞き、刺繍している施設を訪ねました!
大活躍!フロンティアの刺繍班
刺繍班のリーダーをつとめる堀部さんに、お話を伺いました!
フロンティアの刺繍班は、主に6人ほどです。
自閉症などの障がいを持つ所員さんたちは、職人に必要な「こだわり」という武器を持っています。
毎日、3時間ほど針を持って真摯に刺繍と向き合っています。
刺繍をする人は、一日1時間は針を持たないと、目がそろわなくなると言いますが… 3時間はすごいですね!
見てください、この目の細かさ。
みんな、こんなに素晴らしい作品が作れるんですよ。
堀部さんはフロンティアで働き始めて7年ほど。
刺繍班が結成したのは、4−5年前のことです。
公益財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構アドバイザーの岡田先生にアドバイスを受けながら、刺繍の技術向上に勤めてきました。
3年ほど前からは各地の振興局などから注文を受けて、毎年300本程度のネックストラップを納品しています。
沢山の注文を受けているんですね!
どれも、本当に綺麗な出来上がりですね。
いつかは、所員さんたちを支えてくれる親もいなくなってしまいます。
その時、彼らにとって、地域の中での「居場所」を作ってあげたい。
こんなこともできるんだ、って、みんなに知ってもらいたいんです。
私も、すごく所員の皆さんの刺繍の技術が高いので、驚きました!
刺繍を通して、褒められる体験や、認められる体験を沢山して欲しいんです!
だから、今後は展示会でみんなの作品を見てもらいたいと思っています。
どんな作品が見られるのか、とっても楽しみです!
河岸洋美さん
2021年1月からは、アイヌ刺繍家の河岸洋美さんが週2回指導に当たるようになり、レベルもどんどんアップしています。
河岸さんがアイヌ刺繍を始めたのは、白老アイヌ協会の職業訓練の講座でした。
3ヶ月間、山崎シマ子先生におそわり、半纏を作ったのが始まりです。
その後、ポロトコタンの伝統工芸複製の事業に3年ほど従事し、現在はアイヌ刺繍の作家として、指導・活動にあたっています。
目が細かくて、キレイ!!
この文様も、とっても可愛いですね。
この目の細かさ・綺麗さは、私がくる前から、フロンティアで既にできてたんですよ。
私はここでは、下絵を写すなど、もっぱらサポートにまわっています。
河岸さんが絵を描いて、入所者さんが刺繍をして…
それをフロンティアのスタッフさんが、バッグに仕立てたんですね!
みんなの想いが詰まった商品、たくさんの方に使って欲しいですね!
そうですね。
それに、アイヌ文化の担い手不足が問題になっていますから、
所員さんたちがアイヌ刺繍に関わってくれるのが嬉しいです。
どんどん成長もしているので、見守ってくださいね。
[…] 運営するのは、社会福祉法人ホープ・フロンティアです。 […]
今年、5月に初めて白老町を訪れました。大阪府在住です。
アイヌ刺繍のセンスの良いデザインに魅力を感じて私もチャレンジしようと、その時にアイヌ刺繍の本を購入しました。
NHKの「すてきにハンドメイド」でアイヌ刺繍の放送があった時も録画もして、かじりついて観ました!
アイヌ民族の素晴らしい芸術品には感動があります。
伝統を伝承するのは大変でしょうが全国にファンはいますのでますます浸透していくと信じています。
私も、作品作りの楽しみができました。
こんにちは!コメントありがとうございます。アイヌ刺繍をされているんですね!
これからも楽しんでいきましょうね!