場所 | 小美浪先生の自宅(北吉原) |
---|---|
代表 | 小美浪 フミ |
OPEN | 水曜日 |
TIME | 10:00~15:00 |
結成 | 2022年7月 |
会員数 | 6名 |
受講料 | ¥1,000(月会費) |
体験申し込み | 090-8272-3468(代表 小美浪) |
白老で一番新しいアイヌ手工芸サークルが、この「のんのクラブ」です。
私は、ウポポイの展示ではじめて存在を知りました。
後日、小美浪さんの自宅を訪ねると…
わあ、めっちゃキレイなお宅!
いらっしゃい。
このサークルは、時間内ならいつ来てもいいし、何時間やるのも自由なの。
初心者大歓迎よ!
受講生の皆さんは、初心者が多いんですか?
ベテランの人もいるけど、初心者は教えがいがあっていいわね。
北吉原から苫小牧まで、いろんな所から通ってきているわよ。
基本は全て着物だから、最初はみんなミニの着物を縫うことからスタートするの!
「手作り屋KONNO」のサトコさんもメンバーなんですよね。
超ベテランですね!
そうなの。彼女は小物を作るのが上手だから、小物を習うときはサトコさんに任せたりするの。
小美浪フミ先生
小美浪先生は、いつから刺繍を始めたんですか?
本当の初めは、子育て中に参加した講座なんだけど、何しろ子供の世話で忙しくて。
途中でやめてしまったの。
本当に始めたのは、20年くらい前。
56〜7歳のころよ。
最初は工芸サークル「テケカㇻペ」で教わっていたんですよね?
そうそう。テケカㇻペでは、いろんなことを教わったわ。
ポンチ、サラニㇷ゚、キナ編み、陣羽織、エムㇱアッ、カエカ…。
でもテケカㇻペが数年で解散になったので、それからはずっとフッチコラチで活動していたの。
その間、いろんな講座の講師も務めてらっしゃったんですよね。
2022年は、北海道教育委員会のアイヌ刺繍講座の講師を岡田先生と一緒にやりました。
2016年には、苫小牧駒沢大学(現北洋大学)でアイヌ刺しゅう講座の講師も務めたわよ。
人に教える上で、大切にしていることはありますか?
これまで色んな先生に教わってきたことを、今度は自分が教えてあげられるようになりたいの。
大阪の国立民族学博物館へは、外来研修員として2度も研修に行ったのよ。
あちこちの博物館で、自分から進んで勉強もしてきたわ。
どうして、大阪まで研修に行ったんですか?
刺繍って、地域性があって面白いでしょう。
例えば、白糠から白老にお嫁に来たら、その二つの地域が合わさった文様になったり。
そういう地域の魅力を研究したくて大阪に行ったの。
私は、そういった昔のものを忠実に複製したい。
伝承を守っていきたいという思いから、このサークルも立ち上げたの。
小美浪先生の学んだことを、新しく始める人たちに伝えていきたいということですね。
そう。でも、気軽に来てくれたらいいわ。
のんのってアイヌ語で「花」って意味なのよ、かわいいでしょ。
生徒さんたちは、みんなお花だから、これから咲いていってほしい。
私はドライフラワーだけどね!(笑)
[…] 詳しくは、小美浪先生が主宰するサークル「のんのクラブ」のページを読んでみてくださいね。 […]