「カフェリㇺセ」のオハウ・ペネイモ・鹿肉料理

オハウは、三平汁とも呼ばれるアイヌ民族の汁物のことです。

作り方は、私がウポポイの前身である旧アイヌ民族博物館の職員さんに直接教えてもらいました。

鮭を使ったチェㇷ゚オハウと、ベジタリアン対応のキナオハウがあります。

コンプシトは、日高地方出身のアイヌの方から教わった方法で作っています。昆布を素揚げにして砕いたものを黒糖や醤油などで煮たタレをからめています。

ペネイモは、じゃがいもを凍らせて作ったアイヌ料理のお団子です。

野草茶と漬物がついてきます。

ありがとうございます。

ペネイモも、旧アイヌ民族博物館の職員さんに教わった方法で作っています。

ペネイモぜんざいは餡子がついてるので甘いのですが、こちらは甘みは控えめです。

黒いのでびっくりするかもしれませんが、じゃがいもを何度も凍らせて発酵しているのです。

昔は、春の雪解けの時期に作る、風物詩だったようです。

白老産の鹿肉を使ったユㇰ（鹿肉）のカレーです。

サラダ、漬物、野草茶付きですよ。

ヒエと米麹だけで作ったヘルシーな甘酒です。

アイヌの食文化を参考に、添加物や砂糖は一切使用していません。

それは、自然のヒエや麹の甘みです。

ピパヤはアイヌ語でヒエという意味です。

アイヌ民族博物館が協力し、小樽の田中酒造がアイヌの食文化を基に開発しました。

トノトは、神々や先祖への贈り物として、アイヌ民族の儀式に欠かせないお酒です。

アイヌ伝統の酒復興プロジェクトの一環として、アイヌ民族博物館監修のもと、小樽の田中酒造が「トノト」を現代に復元させました。

これは、「みんなの心つなげる『巨大パッチワーク』の会」が制作したものです。

はい。もとはポロトコタンが直接運営していましたが、2014年より福祉法人ホープフロンティアが引き継ぎました。

それらを元に、当店の料理長が食べやすくアレンジして、現在のオハウを作っています。

伝統的な味を再現したい。

でも、誰でも食べやすい味にもしたい。

その葛藤はあるかもしれませんね。