代表 | 石井 シゲ |
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OPEN | 土曜日 |
TIME | 10:00~15:00 |
結成 | 2001年5月 |
会員数 | 5名 |
チㇱポの会の歴史
チㇱポはアイヌ語で「針入れ」を意味するんですね。
結成以来、この文化を後世に伝えいていく覚悟と使命感を持って取り組んでいます。
始まりは、白老アイヌ協会の婦人部で刺繍を始めたことがきっかけでした。
それが独立したサークルとなり、現在に至ります。
全国各地でアイヌ文化の普及に努めており、熊本・静岡・沖縄・鳥取・淡路・京都・大阪・栃木などで展示を行ってきました。
特に2009年の栃木県小山市の小山市立博物館で作品展を開いた際に、同市出身で白老町のアイヌ民族へ献身的な医療を捧げた医師・高橋房次の写真を展示しました。
そのことがキッカケで、高橋先生の生涯が同博物館関係者にも知られ、2013年の開館30周年を記念した企画テーマとして取り上げられました。
白老町内では、2011年から毎年、チキサニで展示と刺繍体験教室を行ってきました。
2013年には白老町虎杖浜のリゾートホテル「海の別邸ふる川」で白老のアイヌ文化を紹介しました。
2020年にはウポポイの開業に伴い北海道庁で開催された「ウポポイ・アイヌの手仕事展」に出品し、刺繍の実演を行いました。
2021年にはカフェ「ピラサレ」と白老アイヌ協会の拠点「ノㇱキ」の開業に伴い展示を行いました。
メンバー
代表は、石井シゲ先生。
メンバーは結成当初からのメンバーが、現在は5名で活動しています。
みなさんは、展示の作品や着物作り、刺繍体験イベントのプログラム作成と、大忙し。
また、白老民族芸能保存会のメンバーとして、古式舞踊やアイヌ伝統料理にも精通しています。
結成以来20年間、アイヌ文化の普及のため、アイヌ刺繍だけでなく幅広い分野で活動してきました。
でもね、ずっとチㇱポの会を続けているのは、面白いから。
みんなでおしゃべりしながら針を刺すのが、面白いんです!
確かに!
チㇱポの会に来ると、笑い声が絶えないですね。
でも、おしゃべりしながらも、針を動かす手がめちゃくちゃ早いので、
いつもビックリしています…。
商品
チㇱポの会で作った刺繍小物は、ポロトミンタㇻで買うことができます。
2022年5月15日までのウポポイのテーマ展示「白老の衣服文化」開催中は、ウポポイのミュージアムショップでも商品を販売しています。
白老町の針入れ(チㇱポ)
会のメンバーは、白老町にウポポイがやってくるまで、この地でずっとアイヌ文化を継承するために汗をかいてきた方達です。
アイヌ文化イベントの裏方も、料理も、地域の活動の話し合いでも、ずっと地道に続けてきてくれた彼女達がいたことが、今のウポポイに結びついているのだと思います。
チㇱポの会の皆さんは、いい時も悪い時もずっとチクチクと針を進めてきた、白老町の宝です。
今、白老町のアイヌ文化がこんなに美しく花開くための、突破口を広げ続けてきた針のような存在が、このチㇱポの会のメンバーです。
[…] ここでは、白老の4つのアイヌ紋様刺繍サークル「テケカラペ」「フッチコラチ」「チシポの会」「エミナの会」のメンバーが作っている、紋様入りの小物も売っています! […]
[…] 文様は、白老のアイヌ刺繍サークル(エミナの会、チシポの会、テケカラペ、フッチコラチ)の文様を使いました。 […]
[…] これは、白老町の4つの刺繍サークル「テケカラペ」「フッチコラチ」「チシポの会」「エミナの会」の文様です。 […]
[…] このエプロンの刺繍は、刺繍サークル「チシポの会」のメンバーであるタミエさんのデザインです。 […]